人生折り返し地点からのデザインワーク

技と知恵と工夫を未来に

2017新年会は老舗料亭さんへ

新春もいろいろとイベントが重なりますが、会社では新年会を開催しました。

今年は奮発をして、私の大好きな山ばなの平八茶屋さんにお邪魔することにしました。こちらは若狭のぐじと、麦飯とろろ汁が有名で、数ある京都の料亭の中でももっとも長い歴史をもつうちの一つです。

 

まずは、名物のむぎとろ饅頭とあたたかいお茶で迎えていただき、その後お料理が運ばれてきます。いつもだと近場の居酒屋などで済ませる新年会ですが、今回は若い世代の社員の教養を養うための研修とも位置付けています。老舗のサービスはもちろんのこと、お料理を核として作法、しつらい、うつわ、窓から見える風景もあわせた芸術を堪能してもらいたいと願っての選択です。

 

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八寸は、松の内は越したとはいえ、新春をお祝いするもの。素朴な盛り付けでありながら、下ごしらえを丁寧にした季節ならではの味覚。

 

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今回はお造りでもいただきましたが、やっぱりこれ。

油をかけて焼いた、パリッとした皮ごといただくぐじです。このぐじをたべたら、よそさんのは食べられなくなるかもです。

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あっという間の3時間でした。

これを機会に、世界遺産ともなった和食に深い興味をもって、うつわづくりに勤しんでもらえたらうれしいです。来たかいがあったというものです。