人生折り返し地点からのデザインワーク

技と知恵と工夫を未来に

店頭販売員からのおしえ

つい先日、近所の量販メガネ店で、メガネを新調しました。メガネ購入の際の体験を、メモしておきます。

 

オチを先に言ってしまうと、メガネをただでもらってしまいました。

 

試着やら計測やらで、普段からかけているメガネを店員さんにお渡ししました。店員さんはサービスで、きれいに布で拭いてくれるのでした。もともと年季も入っていたので老朽化や汚れもひどかったのですが、何かの拍子に鼻に当たる金具部分「鼻当て」が、ぽろりと折れて落ちてしまいました。店員さんは一瞬顔が青ざめたものの、丁寧にお詫びをくださって平謝り。モノに執着もありませんので、古いものなのでもういいですよと帰ろうとしました。

 

その店員さんは女性で、一目見て20代前半の若い方でした。社員さんかなぁ。せっかく来ていただいたのでどうぞ、と新しいメガネを作って無償でプレゼントしてくださるそうです。お店の過失ですから当たり前といえば当たり前なのですが、その対応の迅速さとスムースさにあっけにとられました。店長クラスの上司に対応を聞きに行くでもなく、現場のとっさの判断でことが進みました。私はたいそういい気持ちになりました。

 

このメガネ屋さんは大手ですから、店員の不測の事態に対する教育がちゃんと行き届いているのか、このお人の気の利いたお人柄なのか、もしや無償で上げても大したことない原価なのかわかりませんが、

 

自分の部下ならこうは出来ないかもしれない、と思いました。咄嗟にそのばで判断と行動するのは難しいかも。やはり、会社を作り上げ成長させるのはお人次第なんですよね。

 

で、結局気をよくした私は、もう一着クルマ運転用のメガネを注文したのでした。まんまと乗せられたのかもせいませんね。

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