人生折り返し地点からのデザインワーク

技と知恵と工夫を未来に

中学時代の思い出

昨日、中学校の時代の恩師がご逝去されました。

別の先生から電話で知らせがありました。その先生も私に一番に知らせてくれて、他の同窓生に回せとのこと。なんで俺やねん、と頭をよぎりましたが、これも何かの因果かと請け負いました。

 

2年前の同窓会にも、体の不調を抱えながらもご出席いただいた先生。3年間は毎日こっぴどく叱られたものです。その同窓会でこっそり打ち明けてくださった当時のご苦労(オトナの不都合な真実)は、私を驚愕させるものでした。

 

今ではそれなりに品行方正にくらしている私ですが、中学校の3年間はほんとうに迷惑な生徒だったと思います。余りの迷惑さに嫌気がさした先生たちは、私をほぼ毎日、廊下に立たせるか職員室の入り口で正座させるかでコミュニティから排除しようとしていたようです。ぜんぜん懲りない私は(構ってもらおうとしてたのか)、さらにいたずらをエスカレートさせて先生たち全員を憤慨させたものでした。悪循環をよんだのか、他の生徒の悪だくみさえも、すべて私のせいにされたものです。

 

後で聞いた話ですが、私が卒業した後すぐ、先生のうちのお一人は燃え尽きて退職されたそうです。まじごめんなさい。

 

そんな私を見捨てずに叱り続けてくださったのが、この西田先生でした。どうしてこれほど目をかけてくださったのか知る由もありませんが、今となっては感謝の言葉しかありません。そこそこ幸せに、そこそこお金にも困らず、そこそこ友人にも恵まれいきています。

 

不思議なもので、私が大人になってから同級生や後輩たち、幾人かの先生ともすごく仲良くなって、いいおじさんおばさんにもかかわらずしょっちゅう一緒に遊んでます。仕事でも付き合いのある、今は大御所・大社長から、私の当時のわるさをひやかされているもののいい思い出。いまはよい思い出ばかり。みんなありがとう。