人生折り返し地点からのデザインワーク

技と知恵と工夫を未来に

今年の目標

昨年の暮れから取り掛かっていた新しい工房が少しずつ完成に近づいてきました。ついては、結構広い場所なので、近い将来シェア工房としての機能を持たせようと思っております。

 

というのも、大学を出た(出る)工芸を学ぶ学生たちの多くを見てきて、教育機関における工芸教育について常日頃から思うことがありました。技術的なことの教示や製作環境の整備だけでなく、もうちょっとこういうことをちゃんと教えてもらわないと、と願うばかり。いてもたってもいられないので、なら自分でやるしかないか、という運びです。

 

まだ仮のはなしですが、

1、工芸家に無償もしくは低額で貸与

2、入居者に向けた(合った)道具、設備の拡充

3、仕事の創出(発注)、創作品の買い上げ

4、住居など生活環境全般の斡旋

5、入居者または出入りする方々の相互交流促進

6、自立に向けたフォローアップ

7、技術指導

 

などを行っていきたいと思います。短期の場合はバカンスなどを利用したアーティスト研修として、長期の場合は数年にわたってバックアップ/プロモーション活動までをしたいです。仮に周囲にこういった施設があった場合、何を希望されますか。どんなものであると利用しやすいでしょうか。ご興味はありませんか。